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・ルール、規約を理解しない、守らない

利用時間内の入場、退場。スタジオ備品は許可なく触れない。予約前に撮影内容の明記をすること、内容を伝えること。代表者以外の利用者へのスタジオ規約の周知。などなど……

どんな場所にも、ルールがあります。守っていただけなければルールの意味がありません。

スタッフが説明して出来る限りご理解頂くようにはしていますが、1つ2つの間違いはあることだと思います。しかし何度か注意をしても言われたそのときだけ守るようにしたり、次の利用でまた同じ事を繰り返したり、注意された本人でないとはいえ、同伴者も同じことをしたり。

ルールを読まないで規約に同意し利用されている方が多すぎます。ルールを知らない相手とは話が通じません。そういう方は、自身の価値観やイメージ優先にスタジオを「そういうものだ」と思い込み、スタジオを扱ってしまいます。

スタッフが何度となく注意をしても伝わらない方を出入り禁止としました。

前提として、規約に同意されない方は使えないと予約前の段階で明記しています。

当スタジオを気に入って使いたい思いや、何らかの理由で仕方なく利用するしか無かったなど、それぞれのケースが有るとは思いますが、当スタジオのルールを守れない方は、どんな方であろうとも出入り禁止です。

過去にあった問題行為により、以下を禁止事項とさせていただきます。

一部事例もあります。(当スタジオはstudio  Lumiere'kも運営しております。過去の事例の問題となる行動は責任を取って頂きます。)

・18禁撮影

予約の項目欄に「18禁あり、なし」の項目を設けているのは、個人の表現の幅を狭めたくないと考えているからです。単純にスタジオのコンセプトに合わないもの、その写真が他のお客様の目に触れることでどんな影響があるかなど、様々な理由により予約の確定をするか否か決めさせていただいています。

 

禁止になった理由に関して

以前、利用者とスタジオの考えが一致せず、過度な露出、卑猥なものを連想させる写真をネットに掲載されている方に、削除(及び、スタジオの今後の利用不可)して頂くようお願いしたことがありました。

その方のお返事は「卑猥ではない」「シェアした代表者に言われなかった」というもので、スタジオの規約を事前に読んで頂けていない様子であり、自分は被害者であるとおっしゃっていました。

また、他のケースでは18禁要素がある予約の詳細を伺い、当スタジオのコンセプトには合わないと判断しお断りした所、納得いただけないことがありました。

最終的に、予約ができないのならば訴えるというような脅しと取れるメールを送ってこられました。

・ソファや家具等を乱暴に扱う

赤い3人掛けソファは元々壊れていたものを最低限の使用に耐えうるよう修復しました。

座ること自体は問題ありませんが、ソファの上に立ち上がる・ジャンプするなど本来の使用目的から外れた行為には耐えられません。仮にソファの底が抜けた場合は高額な弁償料となります。

また、今後撮影で使いたい方が使えなくなってします。備品の殆どはアンティークです。慎重に扱ってください。

・鏡台やドレッサーに乗る

D区画のドレッサーは脚が折れていたものを修復したものであり、椅子に座り鏡を見る・天板に小物を置く程度なら問題なく使えますが、天板に乗ったポージングなどされますと倒壊する危険性もあります。

スタジオ内の備品を本来想定されている目的以外でお使いになりたい場合、スタッフにかならず確認をとってください。

・燭台に火をつける、または火のついた燭台の移動

火器類は大変危険です。スタッフの管理外では絶対に備品にさわらないでください。扇風機の使用時や火に接近しての撮影は衣装や髪の毛に燃え移る危険もあります。

・スタジオの備品に触れる

些細な移動や接触でも損壊のおそれがある備品が多いです。

触れたい、使いたい場合は必ず申請してください。

可能な限りご要望に添えるよう検討させていただきますが、常識的な範囲でのみとさせていただきます。常識の定義も個人差がございますので、トラブル防止の為にも事前の確認が大切です。

<B区画の壁が汚れた例>

B区画の壁は触らないという規約です。しかし壁にスリッパの足の跡がくっきりと残ったままの状態で利用者が汚れを申請せず帰ってしまうことがありました。撮影に集中して後ろに気付かずカカトが壁に当たっていることもあります。三脚などの移動際、壁を擦るだけでも汚れます。

これは空間全体に言えることですが、こうしたことを防ぐためにも規約をよく認識して頂いたうえで撮影に望んで頂き、スタジオ利用前の状態を目視して汚れがない状態でのスタッフの説明を理解してください。

・片付けきれないゴミを出す

髪の毛を散髪される際には、床に十分な養生をして、毛が散らからないようにしてください。

養生なく散髪をすると、床に散らばった髪の毛が人が歩くことにより更に散らばって、フローリングの隙間にも入り込みます。

扇風機の風によってスタジオ全体にも分散します。ソファやテーブル、植物などに付着したり、絡まります。

鳥のうぶ毛、その他紙類、小さなゴミも全て同じです。備品が多いので掃除をしても何日か出てくるほど厄介なものです。(例:衣装の素材の毛、ノリでついたラメや装飾物、動くと取れるようなもの)

撮影される方は使用されるものや使用法、現状回復を十分に考慮して頂き、備品に対する影響まで検討してください。

スタジオ予約の「撮影内容」に使うものをお書き下さいと記載しているのは、撮影したいテーマやコンセプトを出来る限り表現したいと考える利用者のお力になれるのならば、出来る限り検討したいという意味で用意した項目です。

​まずは自分達で処理すること、問題がないか、その旨を伝えていただければ、程度により別途費用は頂戴する場合もありますが、検討次第で協力させて頂きます。必ず申請してください。

・傷、破損をごまかす

備品にはアンティークが多くあります。壊れているもの、ボロボロなものを演出で取り入れています。ですので、許可無く移動・使用することにより落としたり、破けたりします。

椅子・ソファは持ち上げて移動してください。引きずる事は禁止です。D区画の床は、引きずった傷がたくさんついています。1シートのソファは、ヒールを肘掛けに乗せるなどで大きく破けてしまい、補修致しました。その他、古書は開くだけでもダメージが残ります。表紙が取れてしまったものは元には戻りません。どんなものも、許可と説明を受けた後に出来る限り大事に扱って下さい。

これは上にも記載したB区画の白く塗装した床にも言えることですが、傷をつけたことに気がついていないケースも多くあります。その場合後からお声掛けすることがあります。スタッフは備品を使用開始前にかならず確認しています。ご理解ください。

塗装が剥がれた床に勝手な処置としてノリで接着したり同じような色を塗っていた方がいました。そのような間違った修繕をすると余計な手間が増え、場合によっては直せなくなってしまうこともあります。絶対にしないで下さい。スタジオとしてはメンテナンスの範囲であるなら修理代金を請求することは考えません、残念なのは一部の利用者の中に心無い行動によってルールや印象が変わっていく事です。

後記した「気にしない」ですが、撮影中、別室待機していた際

「トイレが詰まったので来てほしい」とご連絡が合ったので直ぐにトイレを確認した際、撮影続行されていたことがありました。

トイレをみると、床に池のように水が溜まっていました。状況確認を聞こうとお声をかけると、携帯電話を弄っていた一人がこちらに来てただ「詰まらせた」ということでした。

参加していた数人のなかで、たった一人も真剣に謝罪したり、対応を願う姿を見せる方は居ませんでした。

トイレが詰まって水浸しになっているのなら、下の階に浸水することがないように処置をしていただきたかったです。

浸水して1階の方の家財・その他が水浸しになってしまえば、どれだけ大きな賠償になるかわかりません。

また、トイレが復旧できない場合は水道設備業者を呼ぶことにもなります。

撮影を優先して対処を何もせず、携帯電話を弄りながら状況を伝える姿を見て、スタジオを大切にする気持ちが無いと判断し、以後、出入り禁止の対応をさせていただきました。

・最後に

ここまで、大変古いものが多くあるスタジオと続けて書いてきましたが、もちろん、新しいものも、植物も、トイレに居たるまで全て大切に扱ってください。

規約、ルールに同意してくださった方のみが利用できます。当日スタジオ説明を必ずしていますが、これは3重にスタジオ利用に対してルールを守って頂き、怪我、物損、問題行為を減らすためです。
当スタジオはコンセプトに則して色々な手間や面倒があります。ものが壊れるのはそれだけものが多いからですし、管理も多くなります。ですがそれらによって良い作品作りや空間維持に繋がる事として必要不可欠だと考えています。

スタジオを実際に見て頂き、予め汚れている部分の確認、汚れていない状態の目視を行っています。利用後に汚れているのは「汚した」ということです。

スタジオのあり方としては本来、厳しい規制は設けたくありません。規定範囲内で自由に・撮影に対してより良い作品創りに貢献したいと考えています。常駐スタッフはルールを破らないか監視しているのではなく、あらゆる事象において安全を保証するのはスタッフ以外はに難しいからです。

大勢の方が一度に撮影する場合、スタジオのルールを守っていただくことが難しい場合がございます。(特に広告撮影)

その場合、スタッフが撮影に直接立ち会うこともあります。

また、個人の利用でも大掛かりな家具の移動や作り込みを希望の方は撮影内容をスタジオ側が検討しスタッフが立ち会ってアシスタントとして参加するようにしています。

スタジオの対応や設備は充分ではありませんので、スタジオ側の条件を全て承諾頂ける方にのみスタジオ利用を許可させて頂きます。

 

今後規約の改善は幾度と無く行われます。

色々とお願い申し上げましたが、ご利用者様に怪我だけはないようにということが一番の願いです。ご協力お願いします。

・ゴミについて過去の事案例

羽根がついた衣装を扇風機を回した状態で撮影されていました。

その上で、スタジオ利用時間ギリギリでお着替えをすませ、現状回復の時間は残っていませんでした。スタジオ内はうぶ毛と羽根だらけで羽根は外階段まで散らばっていました。スタジオに対する配慮がなく、とても残念でした。

当スタジオは、メンテナンスが簡単ではありません。この場合であれば、備品を全て移動して掃除機を掛け、植物・ソファに付着した毛の回収など、とても時間がかかります。

お声掛けをすると「気が付かない、大したこと無い」とおっしゃる方が多いのが現状です。”現状復帰”をお願いし、同意の上スタジオを貸し出しています。それができないのは、ルール違反に他なりません。

利用人数が多いことは問題発生率の高さに繋がります


​ 時間的余裕がないこと、そのせいで構図がまとまらないなど、人数が多いが故の要素が重なって焦ってしまったり、利用時間に撤収できなかったりする事例が多々ございます。

スタジオにゴミが散乱していたり、インテリアがバラバラに放置されたりというケースもありました。

予約する前に、利用人数に対して、撮影内容やスケジュール管理に余裕があるのかを考えていただきたいです。

自由に使い放題にして良いスタジオではありません。デリケートなものが多いスタジオで、ルールの範囲内でのみ使用できるスタジオです。予算が厳しいからといって、大人数でのご利用は安全上ご利用のお勧めができません。

集団利用時の撮影の場合、心理的に集団麻痺というものも起こります。

撮影に没頭して声が大きくなったり走り回ったり、ものを乱雑に扱ったりしてしまいます。これは総合して備品の破損や事故に繋がります。

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